朝晩はめっきり秋の気配を感じる気候になってきましたね。
こどもたちはもうすぐ夏休みも終わりなのかな・・・。
今年は去年の「暑~い」夏とはちょっと変わり、
当初は冷夏になるかも、なんて言われてました。
台風の接近や日照不足が問題になり、野菜やお米など農産物が
思うようにつくれず、ご苦労をされている農家の方が
多いというニュースをよく目にしました。
私たちの食生活にも直接影響を受けることなので
とても心配です。
話は変わりますが先日、「未来の食卓」という映画を観に行きました。
オーガニックから環境問題を考えるというフランスのドキュメンタリー映画です。
簡単に内容をご紹介すると、
美しい自然に囲まれた南フランス、バルジャック村。ショーレ村長は子供たちの
未来を守るため「学校給食と高齢者の宅配給食をオーガニックにする」という
前例のない試みに挑戦しました。大人たちは「オーガニックは値段が高いのに、
村の財政でまかなえるのか」と戸惑っていましたが、オーガニック給食や学校菜園での
野菜作りを通して自然の味を覚えた子供たちに巻き込まれ、小さな村は少しずつ
変化していきます。でも、すべての子どもが野菜好きになるには、時間がかかります。
フライドポテトが大好きな低学年の男の子は、まだ抵抗しています。
そんなこの村の奮闘を1年間、追い続けた実際のお話。
ヨーロッパでは、生活習慣病の70%は食習慣を含む、環境に原因があるといわれています。
地球の温暖化、環境破壊にも農業のあり方と食生活が密接に関係しています。
この映画は有機栽培農家と一般農家との対話や、家族を病気で失った主婦の体験を
通して、私たちでもできる新しい生活を見せてくれます。
これはフランスだけの問題ではなく、当然日本にも同じことがいえます。
一般農家の方が、本当は使いたくなのだけど、自分の身体を犠牲にしても
農薬を使わざるを得ないという言葉、映像はとても考えさせられるものがありました。
自分の家族の生活のため、経済的な理由のため、ということが大きいようですが、
これは、一農家の問題ではなく、財政支援など市町村や国の考え方、取り組み方が
大きいのだと感じました。誰だって、身体にいいものを食べたいし、こどもにも
食べさせてあげたい、っ思いますよね。
久し振りのブログ投稿だったので、今日はちょっと話が長くなっちゃいました。
この映画の公式サイトにリンクしている「東京オーガニックMAP」に
MR.FRIENDLY Cafeも紹介されています。ぜひ、ごらんくださいね。
もう朝顔が咲くのも終わりの季節ですね・・・。
では、また次回。